Microsoftのサブスクリプションサービスとしては、これまで個人向けのMicrosoft 365 Personalと法人向けのMicrosoft 365 Businessの2種類がありました。日本以外の国では、これに加えてMicrosoft 365 Familyという1つの契約を複数人で使えるプランがあったのですが、何故か日本では提供されていませんでした。(個人利用・商用利用の問題?)
2022年の7月19日から日本でも使えるようになるとの発表があったので、さっそく私も契約してみました。
各プランの違いや出来ることなど簡単にまとめたいと思います。
そもそも何ができるの?
Microsoft 365のサブスクリプションに入ると出来るようになる主な内容は以下の通りです。
- 常に最新版のOfficeが使える
- モバイル版(iOS, Android)版のOfficeでフル機能が使える
- 1ユーザ当たり1TBのOneDriveストレージ容量
Adobeでもよくある月額を払うことで主要ソフトウェアの常に最新版が使える、といった内容となっています。
個人/法人プランの違いは?
法人向けプランでは前述の内容に加えて、
- 法人ドメインメールが使える
- 最大300人のチャット/通話/会議開催
- アクセス/データ制御(Intune)
- 高度なセキュリティ
といった内容が主に追加されます。個人ではまず使う事は無いでしょう。
PersonalとFamilyプランの違い
では個人向けのPersonalとFamilyプランの違いはというと、以下の図に示す通りです。
金額はFamilyの方が当然高いのですが、Personalにプラス6千円弱支払うことで、なんとOneDriveのストレージが最大6TBになります。1ユーザあたり、なので1人で使う場合はアカウントを分けながら使う手間はありますが、月額に換算して1500円ほどで6TBというのはほかのサービスと比較しても断然お得だと思います。
他の主なクラウドストレージサービスと比較するとだいたいこんな感じです。(主要な容量のみ記載。すべて年額もしくは月額×12の金額になります。)
2022年7月現在 | Microsoft 365 Family | Google Drive | Dropbox | iCloud | MEGA |
---|---|---|---|---|---|
100GB | - | 2,500円 | - | - | |
200GB | - | 3,800円 | - | 4,800円 | - |
2TB | - | 13,000円 | 14,400円 | 15,600円 | 13,786円 |
6TB | 18,400円 | - | - | - | - |
8TB | - | - | - | - | 27,573円 |
まとめ
Microsoft 365 Familyプランは、純粋にクラウドストレージとして見てとてもお得。
クラウドストレージにOfficeがついてくると考えたらよりお得。
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