Palworldの専用サーバを、WindowsからLinuxに移行する手順を残しておきます。
本手順は、専用サーバ(SteamCMD)同士での移行になります。マルチプレイ環境からの移行とは異なりますので注意してください。
事前準備
移行元サーバ(Windows)
まず移行元のWindows専用サーバ側でセーブデータをバックアップします。以下のフォルダをまとめてzipなどで圧縮しておきます。
SteamCMDのインストールフォルダ/steamcmd/steamapps/common/PalServer/Pal/Saved
移行先サーバ(Linux)
公式のセットアップ手順でセットアップを済ませ、起動確認までしておきます。以降サーバーは停止状態で作業します。
移行作業
ファイルの移動
移行先サーバの以下のパスに、移行元サーバの同階層のフォルダをコピーします。既にフォルダがある場合は削除します。
~/SteamCMDインストールフォルダ/steamapps/common/PalServer/Pal/Saved/SaveGames/0/
0/ 配下のフォルダ名をコピーしておきます。B00E7D252~ みたいな名前です。
サーバ設定ファイルの修正
移行先サーバの以下のパスのファイルをエディタで開き、前項でコピーした文字列を貼り付けます。
~/SteamCMDインストールフォルダ/steamapps/common/PalServer/Pal/Saved/Config/LinuxServer/GameUserSettings.ini
~中略~
DedicatedServerName=/* ここに貼り付け */
~中略~
起動確認
~/SteamCMDインストールフォルダ/steamapps/common/PalServer/PalServer.sh で起動したらログインして、データが移行されていることを確認します。
以上です。
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